新作を月4本+過去作400本以上が読み放題。岸田家の収入の9割を占める、生きてゆくための恥さらしマガジン。購読してくださる皆さんは遠い親戚のような存在なのです!いつもありがとう!【有料部分の感想や一部引用を、SNSなどで投稿してくださるのも大歓迎です★】
岸田奈美|NamiKishida
年末のある日とつぜん、部屋の天井が落ちて、上階の汚水が流れこんできたときの限界記録。
比較的多くの方の目に触れてしまったnoteを集めました。
母が心内膜炎で入院、祖母は認知症が悪化、犬は大暴れで……岸田家の危機に、祖父の葬儀、鳩の襲来などが続々と!「もうあかんわ」と嘆きながら毎日更新した2ヶ月の記録。ライツ社から発刊した同名の書籍に収録していないエピソードも。(イラスト:水縞アヤさん)
NHK BSプレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の原作エッセイ・撮影現場レポートのまとめ。ドラマは“岸本七実”が主人公のトゥル〜アナザ〜スト〜リ〜なので、読んでから観ても楽しめること大請け合い!
28年、顔面になに吸わせたらいいかわからずに生きてきた、岸田が「肌資産にする」ため、ポーラに駆け込んだ話の続き。前編はこちらから。 ※こちらの記事は、ポーラのPRで元気にお送りします! 本邦初公開、これが岸田奈美の肌だ3分くらいでデータセンターから返ってきた分析結果が、タブレットに映し出された。 これが! 本邦初公開! 岸田奈美の! 肌だ! 読者は一体、なにを見せられているんだ! 「コンディションが肌の今の状態で、ポテンシャルが肌の未来の状態です」 「肌の未来!?」
顔の声が聞こえない女のモノローグ自分の顔面になに吸わせたらいいかわからないまま、28年も生きている。 いわゆるスキンケアなのだけれど、吸わせるという表現から、いかにわたしが顔面を他人事に考えているかがわかる。 顔面というのは、人間のアイデンティティーを示す上でかなり重要だ。滋賀県民にとっての琵琶湖と同じくらいだと思う。 わたしの顔面は紛れもなくわたしの部品だけど、いまの調子がどうだとか、どうなれば良いとか、まったくわからない。 でも美容雑誌などでスキンケア特集を読むと
※ここには2020年7月28日19:06まで「一世一代の大告白を受けた」という記事がありました。たくさんの人に読んでいただきましたが、24時間で消えるからこそ書けたものだったので、ここは跡地となります。
マヌケな自分とともに歩み、ともに立ち向かう岸田による「こんなのあったらいいな」なアイテムの妄想を垂れ流す「妄想!マヌケ商店」のお時間です。 みなさんは、いままで下げた頭の回数を覚えているだろうか。いままでと言わず、今週でもいい。誓って言う。わたしは覚えてない。 謝ることが、ありすぎる。 人と会えば、遅刻したり、うっかりタブルブッキングしたり。どこかへ出かければ、なにかを忘れて、なにかを失くしたり。ご飯を食べれば、食器を割ったり、お茶をぶちまけたり。 半分はまぎれもなく
リモート会議が圧倒的に増えた。 わざわざ靴を履き、家を出て、電車に揺られ、汗だくになって歩かなくても、人と話すことができる。こんなにすばらしいことはないよ。 だけど、なんだろう。 テンションが上がらない。 わたしは人と会うとき、せっせとめかし込むのがわりと好きだ。気に入った服を着るのもだし、「ケロッグのコーンフロスティにしか見えない配色でコーデしてきました」みたいな血迷いっぷりを披露するのも。 わたしのオシャレは、他人とコミュニケーションする手段として重きが置かれてい
めちゃめちゃ時間が経ってしまって、すみません。きっと再現性がなさすぎて参考にならないだろうけど、思い入れがあるから語りたい岸田奈美の「野生の広報」シリーズ。 前半はこちらから。 櫻井翔さんに、なんとしてでも来てもらいたかった「日本テレビのNEWSZEROが、高齢者や障害者への研修を取材したがっている」 毎日のようにいろんなテレビ局や新聞社に連絡をしていくなか、一本の電話があった。出たくて出たくてたまらなくて、なにかしらの時事問題や社会問題にかこつけて、メールやFAXを送