酔っぱらい先生とわたし〜人生を変えた英語教室〜 「最終話.合格発表の日」
酔っぱらい先生と出会って、10ヶ月が過ぎた。
大学受験の日がやってきた。
関西学院大学に入学願書を出した。
滑り止めの学校は、受験しないと決めていた。
模試の結果は、最後までB判定とC判定(合格可能性50〜60%)だったけれど、これで受からなければ、働こうと思っていた。
わたしの目的は、大学に進学することではなくて、父との思い出に報いることと、そして、母を助けることだったので。
関西学院大学の中でも、わたしは『人間福祉学部 社会起業学科』の受験を選んだ。福祉と経営