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2023年2月3日、日付が変わるギリギリで思い出した豆をひとりで、鬼のお面をしながら、四方八方…
きしだんわ、岸田奈美です。 2023年のスタートダッシュ、みなさんはいかがでしたか。進研ゼミ…
えらいこっちゃ。 わたしがnoteで書いてきたエッセイを一冊にまとめた本「家族だから愛したん…
深夜の京都駅は慣れない大雪で、えらいことになっていた。 タクシー乗り場はズラーッと長蛇の…
道に迷うことはめったに無いが、道をさ迷うことは有る。 たいてい、弱り果てながらなにかを考…
二週間と、さらにおかわりで一週間の入院を経て、やっと母が帰ってきた。味わい損ねた正月が、…
聞き慣れたばあちゃんの声の、聞き慣れない四文字が、スマートフォンのスピーカーから響いていた。 電話をかけなければと思い立ったのは、大晦日だった。 認知症グループホームで暮らしているばあちゃんの顔を、年末までに見に行く約束だったのに、母の入院が予想外に長引いたせいで見損ねていたのだ。 昨年の二月にグループホームへ入ったばあちゃんは、その頃からすでに昼飯を8回食らっていたので、年末の約束なんぞ忘れてるんだろうけど。送り出した者には、後ろめたさがある。 「なんやねんあんた、
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「さっき先生が回診にきはって……傷の治りが思ったより遅いから、年内の退院も無理やて……」…
『いたいよー』 入院している母からのLINEだ。 早朝、朝、昼、晩、深夜。時報のように送られ…
ある人から、二年ぶりに連絡があった。 わたしに頼みがあるという。 彼とは、六人ぐらいでご…
退院してきたばかりの母が、また入院することになった。 一度目の手術で取りきれなかった結石…
高校3年生の夏といえば、受験の天王山。わたしは天王山を知らず、馴染みのある天保山だと思っ…
こんにちは!切った張ったはお手の物、岸田奈美です。 毎度のことですが、わたしのすべてが読める『キナリ★マガジン』の購読するなら、月の初めがおすすめ。 100以上の過去記事&月に新作4記事が、1,000円で読み放題! 岸田家(わたし、母、弟、ばあちゃん、梅吉)の収入の9割を占め、リアルに食い扶持となっているのが『キナリ★マガジン』の購読費です。 みなさん、いつも支えてくださって、ありがとうございます。 【近況】『姉のはなむけ日記』の発送がスタートお待ちどうさまです。