岸田奈美|NamiKishida
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もしもきみが騙されて、お金を奪われたとするならば
寝たいだけ寝られるのは回復能力がある証拠なので、眠くなくなるまで寝よう。お昼前はセミがうるさくてかなわんから、イヤフォンをしてゴロゴロしよう。日が照りすぎていて暑いから、暮れるまでゆっくりしていよう。夜くらいはちょっとご飯を作るのを頑張ってみよう。ツイッターやメールの通知を見てしまうから、みんなが寝静まる深夜まで作業するのは待とう。
そんなことを繰り返していたら、月末までの原稿が東名高速上り海老
小林賢太郎氏の解任と、わたしの責任(限定公開)
ここには、7月22日15:29〜22:00まで、小林賢太郎氏の東京オリンピック・パラリンピックの開閉会式のショーディレクター解任の一報を受けて、いちファンとして、過去にnoteで彼の作品を熱烈に紹介した作家として、思うことを書いて、公開していました。
解任にいたる判断には納得しているものの、どう受け止めればいいのか言葉にできず、戸惑って苦しんでいるわたしのようなファン、そして、いつもわたしの書く
ゆでたまごは、美しい人の美しい話なのか
向田邦子さんのエッセイ「ゆでたまご」が、SNSで話題になっていた。嬉しい。声が裏返った。
好きで好きで好きすぎるがゆえに、SNS上の反応ではまだ誰も書いていない感情がわたしのなかにあるので、いてもたってもいられず、恥も外聞もなく乗っかってみる。あとから恥ずかしくなってくると思うので、気が済んだらこのページは跡形もなく爆散する。
ゆでたまごは、向田邦子さんが「愛」について語る、文庫なら3ページに
病気について知ろうとしたら、「元気そうでよかった」が別の意味を持った
「ショートムービーの原作小説を書いてもらえませんか?」
ワンメディアの明石ガクトさんからメッセージをいただいた。
昨年12月末のことだった。
みなさんもご存知のとおり、わたしはいつも、見たままの天国も地獄もおもしろおかしく調子よく、とっ散らからせながら書く芸風だ。小説となればそうもいかない。手持ち無沙汰と手乗りブタさんくらい違う。
お引き受けするには荷が重い、と思っていた。
なんのショート