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岸田奈美|NamiKishida
NHK BSプレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の原作エッセイ・撮影現場レポートのまとめ。ドラマは“岸本七実”が主人公のトゥル〜アナザ〜スト〜リ〜なので、読んでから観ても楽しめること大請け合い!
比較的多くの方の目に触れてしまったnoteを集めました。
講談社『小説現代』で連載していたエッセイがnoteでも全文読めます。地元の神戸市北区、修行の北海道小樽、一人暮らしの東京……記憶と場所を紐づけてなにかを取り戻していきたい。(イラストは中村隆さん)
母が心内膜炎で入院、祖母は認知症が悪化、犬は大暴れで……岸田家の危機に、祖父の葬儀、鳩の襲来などが続々と!「もうあかんわ」と嘆きながら毎日更新した2ヶ月の記録。ライツ社から発刊した同名の書籍に収録していないエピソードも。(イラスト:水縞アヤさん)
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』ドラマ現場の見学レポート、前回の話は↓ 早朝、まだ冷たい空気のこもっている地下駐車場で。 ぽつんと離れて立…
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』ドラマ現場の見学レポート、前回の話は↓ ダウン症の人が、連続ドラマでメインキャストを演じるなんて、日本で初…
わたしが書いた『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』がドラマ化され、撮影現場へ行けることになった。 「こんな機会はめったにないんやから」 という…
一ヶ月後、NHK BSプレミアムでドラマ化する『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を書いた岸田奈美です。 こんな、こんな自己紹介を、できる日が来ると…
気がつけばニューヨーク行きまで、もう2週間を切っていた。 ずっと先のことかと思ってたのになあ。 「せや、四回目の予防接種いっとこ」 思い立って、届いてそのままに…
3月22日に発売したばっかりの! 『飽きっぽいから、愛っぽい』が! 重版しました〜〜〜!ドンドンパフパフ! え? 重版ってつまりなにかって? うちのオカンと同じこと…
2023年4月28日 07:00
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』ドラマ現場の見学レポート、前回の話は↓早朝、まだ冷たい空気のこもっている地下駐車場で。ぽつんと離れて立ってるわたしを見つけ、跳ねるように駆けてきてくれた河合優実さんの姿が、ずっと目に焼きついている。「奈美さんだ!」彼女の人柄が、岸本家を岸本家たらしめていると、その瞬間に思った。そういう“結び目”みたいな人って、本当にいる。
2023年4月22日 23:21
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』ドラマ現場の見学レポート、前回の話は↓ダウン症の人が、連続ドラマでメインキャストを演じるなんて、日本で初めてのことだ。もしかしたら世界でも。世界中から絶賛された映画『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』を観たとき、ザック・ゴッサーゲンみたいな名優が日本にもいたらいいのに、とわたしは強く強く願っていた。まさかそれが、わたしの原作で叶うな
2023年4月18日 02:39
わたしが書いた『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』がドラマ化され、撮影現場へ行けることになった。「こんな機会はめったにないんやから」という魔法の言葉を唱え、岸田家の母と弟とわたしの三人が神戸からアホみたいな顔をして駆けつけた。これを唱えたのは、ユニバで滝壺に落ちる瞬間の写真を1500円で買わされた時ぶりだ。前入りもして、朝7時に起きた。ドラマ化も初めてなら、現場も
2023年4月12日 22:02
一ヶ月後、NHK BSプレミアムでドラマ化する『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』を書いた岸田奈美です。こんな、こんな自己紹介を、できる日が来るとは……!台本をもらった日、セリフのうまさとキレの良さにゲラゲラ笑いました。お話のふくらみと登場人物の成長に涙が出ました。愛。その二文字が詰まっている神ドラマ。いいですか。これは神ドラマになります。本当です。信じてく
2023年4月9日 01:09
気がつけばニューヨーク行きまで、もう2週間を切っていた。ずっと先のことかと思ってたのになあ。「せや、四回目の予防接種いっとこ」思い立って、届いてそのままにしてた封筒をペラリ。市のWEBサイトからチャッチャと予約ができるらしい。あらま便利。かろうじて空いている日を選び、絞り込む。>>>該当 3件<<<どれも知らない病院だ。1件目はカタカナだらけの名前で「グリムジョー・
2023年4月1日 23:26
3月22日に発売したばっかりの!『飽きっぽいから、愛っぽい』が!重版しました〜〜〜!ドンドンパフパフ!え?重版ってつまりなにかって?うちのオカンと同じことを聞いてくれるじゃん。『飽きっぽいから、愛っぽい』は、大きなバズを起こしたり、派手な広告を打ったりしていないので、わたしを知っている皆さんが一冊ずつ買ってくれたおかげです。糸井重里さんと三宅香帆さんが『小説現代』で、本の