みんなの「もうあかんわ」な話を、岸田奈美が趣味で集めています。 もうあかんすぎて、もうだれかに笑ってほしいという叫びたちなので、みんなで笑い飛ばしましょう。笑う…
25年間も使っていた実家のベッドを、ついに捨てた。 セミシングルというサイズは、大人が寝るには狭く、家族で一番身体の小さな母が、しゃあなし使っていた。腰から下が麻…
キナリ☆マガジン購読者限定で、「小説現代7月号」に掲載している連載エッセイ全文をnoteでも公開します。 表紙イラストは中村隆さんの書き下ろしです。 一度でいいから…
名をつけると、何度も、何度も、呼べるようになる。 呼んだ数だけ、愛が沈着するような気がする。 別れる男には花の名を教えておけば、毎年咲くたびに自分のことを思い出…
いろいろトンチキかつスケールがでかいことが、三件、同時並行してまして。 「100万円お渡ししたら、商店街の軒先を借りることになった」 「大阪の谷町にある、ばあちゃ…