こんにちは、岸田奈美です！

パリから無事に、帰ってきました！

パラリンピックのチケットを直前で強制キャンセルされたり、爆裂にテキトーな案内で指定席がパアになったり、スリに怯えすぎて逃げまどったり、凱
旋門へ行くためにポリスメンが道路を封鎖したり、

いろいろ、ありました。ありすぎたかもしれません。

まだ、2記事ぐらい、書きたいことがあるので、よろしくお付き合いボンヌしてください。

この記事の最後には、こぼれ話もございます。

10月の岸田奈美も、イベントやセールが、ドドンとあります。アクセル全開とまではいきませんが、半開、そう、法定速度ぐらいで、やっていこうと思います。目視、目視！

0.キナリ★マガジンは月初の購読がおすすめ

生きるための恥さらしエッセイ『キナリ★マガジン』の購読するなら、月の初めがおすすめ！400本以上が読み放題！

家計と創作活動を、ダイレクトに支えられております！

1.今月の無料公開な4記事

2020年5月に公開されたキナリ★マガジン限定記事を、だれでも読めるようにしました。

2.『かぞかぞ』の俳優も出演！トークイベントを読者限定で配信

キナリ★マガジンの読者限定で、10月5日(土)開催の『かぞくトークイベント』を、生配信＆終了後も期間限定でアーカイブ視聴できるようになりました！

視聴用のURLは、当日までに岸田奈美のnoteで掲載予定です。

3.前橋BOOKFESに出演（10月20日）

群馬県の前橋で開催される、本のお祭り「前橋BOOKFES」に、呼んでもらいます。とっても、うれしい。

10月20日(日) 13:00〜14:00、前橋プラザ元気21・3F ホールで、糸井重里さんとトークショーします。

わたしの本の販売もしてくれるそうで、トークショーの後、サイン会をします。持ち込んでもらってもできます。お祭り、楽しみすぎるね。

4.博多のRKBラジオイベントに出演（10月12日）

わたしの本の朗読もしてくれた、福岡のRKB毎日放送のイベントで、トークショーとサイン会をさせてもらいます。

10月12日(土) 13:00～14:00、福岡タワーゾーンにて。

参加希望の方はoubo@rkbr.jp（お一人2名様まで）メールでご応募ください。定員は70名で、応募者多数の場合は抽選です。

5.今だけ電子書籍が50％オフ

10月10日まで、amazonの電子書籍「Kindle」で、岸田奈美の本が50％オフのセール中です。

ドラマ化した「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」も対象！

6.雑談配信の時間が変更（XとTikTok）

岸田奈美がメッセージをすべて読み上げるという配信を続けて、もう2年をすぎますが、ちょっとアップデートしました。

毎週月曜22時〜23時　岸田奈美のXでスペース配信
〃 23時〜24時　岸田奈美のTikTokでLive配信

夜ふかしして、聞きにきてくれたら、楽しいです。

7.公式ファンクラブ「岸田団」加入受付中

noteとは別に、わたしの創作活動を近くで応援してもらう公式ファンクラブというのがあります。生々しすぎる日記とか書いてます。

8.パリこぼれ話

最後にnoteのエッセイには書ききれない、パリのこと、ちょっと聞いていってくださいな。

ここ、めちゃくちゃおしゃれに見えるじゃないですか。

どこかっていうと、ヘラルボニーのパリ支店が入るオフィス「stationF」です。ベンチャー企業ばっかりが集まってるらしい。

パラリンピックのチケットを取り戻すことに協力してくれただけでなく、ヘラルボニーが案内してくれました。

ちなみに、パリでいろんなパンを食べたけど「stationF」のクロワッサンが、わたしは一番おいしかった。

日本だと、東京「ゴントランシェリエ」・京都「リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー」・神戸「バカンス」が好きなわたしたちには、もう、ド・ストライクよ。

ところで、パリでもう一箇所、めちゃめちゃ並んでるクロワッサン屋さんがあったんやけど。

ショーケースの中に、大量のハチが！ハチが！

びっくりした。パンにハチがついてる。みんな微動だにせず買って帰るから、何事かと思ったら、ハチがつくほど甘くておいしいパンは信用できるらしい。

すごい。

パリで美術館や博物館、回ってみたけど、一番心が動いたのは「オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ」のGPS測位型全方位オーディオガイド。

中はこういう、王宮調度品がそのままの姿で展示されている、広い宮殿のような場所なのですが。

このヘッドフォンが、すごい。

360度の立体音声で、当時、この場所で働いていた人、将軍、王妃たちが、走り回って、生きてるようにおしゃべりしている。

オーディオガイドっていうより、芝居なんよ。

マリー・アントワネットが処刑台に向かっていく一日の、当然のように生きていた人たちの声を聞くと、没入感がすごくて、涙が出てしもうた。

これ、日本でやったら、おもしろいのにな。もっとミステリーとか、ストーリーの方に力を入れてさ。シナリオ書きたいと思った。

文豪が集まったカフェ「レ・ドゥマゴ」のデザート。この感じできたらさ、ああ、はいはい！はいはい！溶けるやつ！溶けてパカッとなるやつ！

くら寿司で見たやつ！

いや、溶けへんのか〜〜〜〜い！

生ぬるくて永遠に甘いチョコレートをひたすらすくいながら、食べました。

母がオルセー美術館へ行きたいというので。

「これ！これ！この絵が見たかってん！」

「へーえ。だれの作品なん？」

「知らん！韓ドラで出てきたやつ」

その方向で、オルセー美術館に来る人、いるんだ。

クリニャンクールの蚤の市に行きました。

年がら年中、アンティークのお店がたくさん開いてます。

これ、すごかった。全部スイッチ。1800年代のスイッチが、スイッチだけで、めっちゃ置かれてる。

友人の佐伯ポインティくんが、スイッチ大好きで、押してはいけないスイッチも軽率に押してしまう、と困っていました。

そういう人にはいいかもなと思いながら、カチカチ感が絶妙なスイッチを選び抜いて、買いました。3500円でした。高い。

ちゃんと、浮かれた写真もたくさん撮ってきました。

ほな、続きは、また今度！