新作を月4本+過去作400本以上が読み放題。岸田家の収入の9割を占める、生きてゆくための恥さらしマガジン。購読してくださる皆さんは遠い親戚のような存在なのです!いつもありがとう!
岸田奈美|NamiKishida
年末のある日とつぜん、部屋の天井が落ちて、上階の汚水が流れこんできたときの限界記録。
比較的多くの方の目に触れてしまったnoteを集めました。
母が心内膜炎で入院、祖母は認知症が悪化、犬は大暴れで……岸田家の危機に、祖父の葬儀、鳩の襲来などが続々と!「もうあかんわ」と嘆きながら毎日更新した2ヶ月の記録。ライツ社から発刊した同名の書籍に収録していないエピソードも。(イラスト:水縞アヤさん)
NHK BSプレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」の原作エッセイ・撮影現場レポートのまとめ。ドラマは“岸本七実”が主人公のトゥル〜アナザ〜スト〜リ〜なので、読んでから観ても楽しめること大請け合い!
どうも、岸田奈美です。 以前書いた、この記事で、赤べこになった姉べこです。 まさか、あんなに多くの人に読んでもらえると、思わなくて。 noteのサポート(投げ銭)まで、いただいてしまって。 なんかもう、ここんとこ岸田家、盆と正月が一緒に来たような大騒ぎ。 実家に帰ったら、父の仏壇にいつも供えられてる、ぼんち株式会社のぼんちあげ(155円)が、播磨屋本店の朝日あげ(500円)になってた。 なんつーか、ここで思い切って千疋屋のメロンにいけないところが、岸田家っつーか。
2016年11月。 土埃と魚醤の匂いがするミャンマーの市場で。 私は立ち尽くしていた。 車いすに乗る母の背後には、何人ものちびっ子托鉢僧たちが、連なっていた。 逃げようとすれば、ついてきて。 そしていつの間にか、増えていて。 君たちは、あれか。ピクミンか。 母・ひろ実は困り果てた顔で「どうしよう」と、私に助けを求めた。 私は、見て見ぬフリをした。 私という人間は、理解できない状況に遭遇したら、たとえ実の親であろうとも迷いなく他人のフリができるんだなあ、としみじみ思った
先見の明を持つ人って言うと。 うん。 織田信長だよね。 なんてったって、火縄銃を大量導入してっから。 戦国大名が「無理やがな」って匙投げてんのに、モリモリ導入してっから。 騎馬隊、木っ端微塵にしてっから。 でもね。 先見の明を持ってたのは、信長だけではねえのよ。 そう。 私の父、浩二。 岸田家の信長と言っても、過言ではない。 信長は兵に、火縄銃を与えた。 父は私に、火縄銃に匹敵するブツを与えた。 一番記憶に古いブツは、ファービーだった。 皆さん、ご存知でしょう
運転免許がほしいんです。 海の見える一本道を走りたいんです。 時代はモータードライブだから。 急がなきゃ出遅れちゃうから。 こういう特訓を踏まえた上で。 ついにやってきました。 仮免許 運転技能試験! イン・ザ・運転免許試験場!(Yeah!) (※仮免許を交付できない教習所のため) 平日しかやってないから、有給休暇いただいて。 朝6時起きで。 用紙記入に30分並んで、支払いに30分並んで。 ちなみに予約取るのに1ヶ月かかって。 これすべて、電話&ネット手続き不可。