こんにちは！切った張ったはお手の物、岸田奈美です。

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岸田家（わたし、母、弟、ばあちゃん、梅吉）の収入の9割を占め、リアルに食い扶持となっているのが『キナリ★マガジン』の購読費です。

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【近況】『姉のはなむけ日記』の発送がスタート

お待ちどうさまです。

ダウン症の弟がグループホームに入居するまでのドタバタを記録した本『姉のはなむけ日記』の発送が、ついにはじまりました。

車の形ですが、開くと家の形になります。

巻頭はフルカラー、写真の一部は友人の仁科勝介くん（奥付に昔の名残でカツオ/勝男くんって書いちゃったごめんなさい）に撮ってもらったやつです。

5ヶ月間にわたる原稿を無理くりに詰め込んだので、弁当箱みたいな厚さ。

この本は、2022年4月〜11月の間、ダウン症の弟がグループホームへ入居するまでのドタバタ連載を応援してくださった『キナリ★マガジン』の読者（申し込んだ人のみ）に、無料で郵送しました。

あの、感情があっちこっち揺さぶられた日々に、読むことで寄り添ってくださった皆さんへのお礼の記念品なので、今後同じものを販売する予定はありません。

今回、手に入れられなかった人はごめんなさい。でもまた何かします。

収録している原稿は、全文こちらのnoteで読めます。

読者の皆さんのお名前も入れました。この中の十数人には、原稿の校正も手伝ってもらいました。

案の定、わたしが一人で書いて確認して送った上記のイラストは「応援してれて」と盛大な誤植をしております。助けてもらわんと、ろくに生きていけない。

海外へお住まいの方で、航空便や船便をご利用の方は、もう数日〜数ヶ月お待たせしてしまいますが、車の形をした本は頑張って海を渡ります。

ご不明なことは『キナリ』のメールフォームからご連絡ください。

印刷……修美社 山下昌毅さん
装丁……UMMM 宗幸さん
事務……コルクのみなさん（特に奔走したのはマネージャー武田真紀さん）

【近況】母が退院しましたが、また入院します

うちの母が、総胆管結石という病気で、ただでさえ痛い胆石が元気よく飛び出て、肝臓の管をふさぎよったがために、手術入院しました。

最初は「顔が黄色いな」「ミカンちゃんって呼んで」などとボーッとしていた親子でしたが、敗血症一歩手前で命の危険もあったと言われ、あわてて母の腹の上を借り、医師の説明をメモしたときの写真です。

内視鏡での手術をして、ワールドカップもあるので、一度は退院しましたが。

あまりに胆石が巨大すぎて内視鏡では取りきれなかったので、来週から開腹（お腹をかっさばく）手術で、またもや病院送りとなるそうです。

「ママ、びょうき、だいじょうぶかなあ」

弟が言うので、死なへんやつやから全然大丈夫や、と教えてやると。

漫画でしか見たことないような“笑ってる目”をしていました。人間にその目、できたんや。

おかげさまで弟はグループホーム生活を満喫していて、週末のたびに仲間とカラオケや動物園に出かけているようです。そのまま健やかであれ。

術後の経過では、ギリギリ病院で年を越すやもしれず、それだけは嫌だ！と母はハクション大魔王のようにオロロ〜ンオロロ〜ンと泣きながら祈っております。

【告知】グループホームで働いてくださる人を募集

弟が入居しているグループホーム（神戸市北区、だけどほぼ三田市）が、いま人手不足とのことで、生活をお手伝いしてくださるスタッフさんを募集します。

募集の協力はしますが、わたしはグループホームの運営にはかかわっていませんし、選考や労務などにも一切参加しませんのでご安心ください。

11月に書いた記事のまとめ

↓当月で一番反響がありました。後半はマガジン限定ですが、前半だけでも伝えたいことがわかるように書きました。

↓生涯保存版。友人で先輩で写真家の幡野広志さんに、写真の撮り方を教わりました。これを読んで、写真を撮りはじめた人がけっこういる！

↓母が総胆管結石で入院することになったときのnoteです。病気にまつわることはマガジン限定公開。

↓ふるさと納税のWEBサイトがバグってて、5倍もの税金を請求された上に、大量の桃が届くという事態になったという。マガジン限定。

聞いてもらいたい独り言

ちょっとセンシティブというか、笑っとる場合やないけど笑っちゃう内容になるので、なにがあっても受け止めてくださる『キナリ★マガジン』の読者さんにだけ公開です。