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#日記
歩いてたら30分で6人から「ケーキ屋知りませんか?」ってたずねられた
これは、あなたのために書いている。
春から大学生や社会人になって、新しい環境にドキドキして。
大変なことが起こっている世の中で、将来や収入に不安を感じて。
家族や友人のいない都会で、漠然と寂しくなって。
そんなあなたのために、書いている。
ちなみにわたしは、このどれにも当てはまらないが「明日の運転免許試験の練習のために路上教習を受けに行ったら、縦列駐車に20回以上失敗して“もう勘でいきま
スズメバチを食べたルンバ
事件は、オンラインで打ち合わせをしている最中に起きた。
ブオンッと風を切り裂くような音を立てて、視界の隅をなにかが横切った。
打ち合わせも終盤にさしかかり、雑談に移行していたので、私はふっと顔を上げる。
布団を干すとき、全開にしていた窓が開いたままだった。
ブオンッ。玄関でまた風を切り裂く音がする。
カナブンだろうか。バッタだろうか。そんなのが飛び込んでくるくらい、暖かくなったんだなあ。
ワクチンを打ったわたし、心臓を止めない薬
お下がりの洗濯機をいつ持っていけばいいかという連絡を母にしたら、いま病院のレントゲン検査にきているとのことだった。
心臓に人工弁を入れている母は、“念のため”の検査がやたらと多い。いつも飄々とした外科医の先生が「うん、今日も異常なっしーん」と壁に貼りつけた検査の書類を見ながら、もう当り前に決まってたことかのごとく言ってくれるのだが、超弩級な心配性の母は、いつもあれこれと質問をする。
その質問が