
【読むラジオ】文化放送「ナニモノ!」に届いたメールをアレしていく
2020年1月16日(土)、23日(土) 文化放送「ナニモノ!」で人生初のラジオパーソナリティをさせてもらいました!
お茶吹くほど楽しかった〜〜〜〜!
「次世代のパーソナリティを発掘する自己紹介型ラジオ番組」という、おもしろいコンセプトでね。
ディレクターの中村雅史さんが発掘してくださった岸田という原石はね、光り続けたいわけですよ、この先も末永く。なので、聴いてくださると嬉しいです!
・文化放送の配信エリア(関東1都6県)なら、radikoというアプリで来週1/30まで無料で聴けます。すげっ。
・配信エリア外は、エリアフリーというradikoの課金機能がいります。
・聴いてくれたら視聴率が上がるらしい!また発掘されるんちゃうか!
憧れの曲紹介もできたんだよ〜!嬉しい〜!
番組で読みきれなかったメール
さらにもうひとつ、憧れのメール紹介もできたの!
事前にわたしが確認してたのではなく、ぶっつけ本番でメールを読んで反応したので、ぜんぜん読みきれなかった。ちくしょう。
ということで、読みきれなかったいくつかは、ここでアレして返します。個人情報のアレとかあるので、全部じゃなくて、ラジオネーム出せなくて、ごめんなさい。
募集したテーマは「失敗したときのエピソード」です。
夜中にスマホでネット通販を見ていて、返品した商品なのに再注文しちゃう。「お客さま、これ返品しましたけどまた買いますか?」って、AIが教えてくれてもいいじゃん!
わかる〜!同じことやって、わたしもなぜか家に「ゴットファーザー」のDVDが3本ある。盃の代わりにDVD渡すタイプの任侠かな?って思われてるかもしんない。
「ほかのお客さまはこちらも買ってます」で、トンチンカンなもんすすめられるより、ミス減らしてくれた方がいいよね。一回、高いシャワーヘッド買ったら、WEBページ開くたびに「こちらも!」ってシャワーヘッド推されるようになっちゃって、ノイローゼになりそう。親の顔より見とる。二本もいらんねん。
わたしはアラフォーながら、職業上ギャルやヤンキーと触れ合うので、ついうち調子ぶっこいて若ぶったりします。知ったかして「KAT-TUN」を「カツーン」と言ったり、ABC-Zを水木一郎ばりに「エービシーゼーット!」と言ったり。そんな失敗をしたら「ほら、おばちゃんだから」とすかさず初老アピールします。
すかさず水木一郎をググりました、いいもの教えてくださってありがとうございます。
KAT-TUNで思い出したけど、わたしが高校生のときにめちゃくちゃ流行ってて、だいたい気が強めなギャルのスクールバッグには「勝運(カツーン)」って白いポスカで書かれたな。最初なんのことかわかんなくて、急にギャルの間で縁起かつぐのが流行ったのかと思った。勝ちに貪欲かて。
ほんでね、流行っつーのは、巡り巡ってくるわけで。ほら、リバイバルファッションとか言うじゃん。だから、初老世代の流行が、最先端になる時代もくるかも。
「ザギンでシースー」とか「あたり前田のクラッカー」とか「ゾッコンLOVE」とか、積極的に言っていきましょう。こういうのはビビらせた方が勝ちですから。それが高校生の間でリバイバル流行したら、一躍カリスマになれる。
頭が真っ白になりしばらくフリーズ。落ちついてきて振り返りはじめたら、あの時、あの瞬間、なぜそっちだったと映像を振り返りながら反芻して、落ち込み。
急に1990年代のJ-POPの歌詞が送られてきたかと思った。作詞の才能ってこういうところにあるんだな。どこで発揮されっか、わかんねえな。
「小田和正が送ってきた……?」って、一瞬手が止まっちゃった自分が恥ずかしい。小田和正と思考が同じだね。あの日、あの時、あの場所で、君に会えなかったら。
でも気持ちはすごくわかります。わたしも同じようにタラレバを考えることが増えて、哲学者の友人に「後悔と自責の哲学」って本をすすめられて読んだけど、やっぱ哲学って難しくて一章からまだ読めず、もうすでに後悔してる。
同僚に上司のことを愚痴るメールを書いて送信ボタンを押したら、見事に間違えて上司本人に送信していました。血の気が引くとはまさにこのことで、まずパソコンのLANケーブルを抜いて、席を立ちました。慌てず騒がず、数分間上司を観察していたら、ちゃんと呼び出しを食らいました。問題はまったく解決していませんが、とにかくインターネットから距離を置くと、心の平穏には有効です。
届いたメールの中でも、随一のパワー系ソリューションで笑った。
でもこれってすごくクレバーで、効果が2つあるんですよ。「ワンチャン、ネットが途切れて届かんかもしれん」っていうのもあるし、「すべての情報を遮断して、叱られる前に逃げる」っていうのもあるわけ。
いや、どうせ叱られるんだけど。こう、心の準備をするためには、いったん山に引きこもるのが重要っていうか。ちゃんと怒られる心構えができたらね、冬眠からさめたクマのように、しょんぼりして下山すればいいよ。
たいていの怒りは、しょんぼりしといたら、収まるから。
日頃はまったく神頼みをしないのに、失敗して困った時だけ、見えない神様に助けてほしいとお願いする。
あるよね。
作家になってわりと時間ができて、暇さえあれば文化財とか神社仏閣とか、フラッと行くようになって、知ったんだけど。
日本の神様って、すんげえ種類ある。八百万の神とはよくいったもんで。こないだ、下鴨神社行ったとき「かまどの神と、火の神は別なの……?」って、びっくりした。
こういう時は、この神に祈ればいいっていうの、知っておきたいよね。そしたらもっと具体的に祈れるし、どの神に助けてもらったか見当がつけば、お礼ができるし。
ちなみにわたしは神頼みするときは、いついかなる時でも、えべっさんの顔が浮かびます。
失敗したら、大好きな寿司を食べます。
夜7時ごろのスーパーに行って、値引きされたウニが入っている寿司を買います。
ウニって値引きされるの!?
わたしのなかで、ウニとイクラだけは値崩れしないイメージがあった。普通にいい情報を仕入れてしまった。
ムシャクシャした時って、寿司派と肉派にわかれますよね。あなたの気晴らし、どこから?わたしは豚肉から。
よく失敗した原因を探せと言われるけど、大きな失敗ほど落ち込みすぎて、原因を探してる場合ではない。
火の玉ストレート〜!
なんも言えねえ。アドラーも「原因なんかないねん」って言うてもうてるからね。健やかであれ。
どうでもいいけど、火の玉ストレートの対義語は、お茶ノ水女子大学二浪らしいです。
背筋をシャキンと伸ばさず、いつでも謝れるように丸めとく。
てっきり「背筋をシャキンと伸ばして、堂々といる」かと思いきや、自己啓発と真逆へ疾走していって笑った。
めちゃくちゃ前向きな卑屈。
やらかした時は大声で「うわ!」とか「ややっ!」とか言っちゃってます。声を出すことで、ショック状態の思考を呼び覚まし、周囲にもその緊張感を示すことができる、防御反応です。
防御反応がきわめて野生の動物すぎんか!?
周囲にもその緊張感を示すことができる……じゃねえわ!令和の世において「大きな音だっ!気を引き締めろっ」とはならんのよ。ギョッとしてんのよ、ギョッと。
しかも「ややっ」は、完全に武士が忍者見つけた時のアレだから。であえ、であえ〜〜ッ!ともならんのよ。
大失敗して頭がクラクラしてしまい、その勢いでランウェイを歩くモデルのような動きをしてしまいました。
みんな腰丸めたり、大声出したり、忙しいね……!
そして勢いの出し方が完全に少年漫画の冒頭のアレ。「なっ……こんな素人が、理想のウォーキングを……!? オイお前、俺と組みやがれ」で、ランウェイへのドリームが強引に始まっちゃうやつ〜〜!あたしったら、どうなっちゃうの〜〜〜〜!?!?!?!?
たくさんのメール、ありがとうございました!
しつこいようだが、radikoの番組の方もぜひ、聴いてくれ〜!
あと、キナリ★マガジン読者限定で、ちょっとやりたいラジオの企画の話とか。誰の得にもならないおまけの話です。
こんなラジオ、生きてる内にやりた〜い
ラジオやりつつ、note書きつつ、創作もしつつっていうのがわたしにとっての酒池肉林と気づいてしまったので、これから先もやりたいんだけど。
こんなのやりたい〜〜って夢枕に置いてる(ノリで書いたけどそんな表現あるのかな)企画をちょっと聞いてくれ。
ゲストが毎回、実母
「先週のゲストは、母の岸田ひろ実さんでしたが、今週は誰でしょうね〜?いまわたしは、恋愛のことで少し悩んでいるので、アドバイスしてくれそうな人を呼びたいと思います!それではお呼びしましょう、母の岸田ひろ実さんです!」
みたいな茶番を毎回繰り返し、テーマだけ変えて、「今週もオカンか〜い!」というラジオをやりたい。誰が得するのかはわからん。
でもわたしが一番人生相談しやすい相手かつ、持ち前の優しさと天然が化学反応起こして「現代の錬金術師か?」みたいな回答をたまにしてくれるので、母とはラジオやってみたい。
友達になるラジオ
わたし友達ほぼいないんですけど、「この人はたぶん、友達になれそう」って直感を感じてる人がいるんですよ。
根底で持っている強烈な体験が似てたり、ぜんぜん違う領域の人なのに趣味がまったく一緒だったり。なので、その人をお招きし、友達になるために絶妙なラインでそわそわしながらお互いを探っていく、緊張感のある番組です。
「あっ、よかったらこちら、クッキーです」
「どうも……あっ、ごめ、ごめんなさい、わたし甘いもの苦手で……」
「あっ、あっ」
「えっ、あっ、でも、いただきます」
「いえそんなっ、すみませっ、あっ」
みたいな、聞いてる方が叫びだしたくなるヒリヒリした会話もあると思う。聞きとうない。
偏愛プレゼン芸の披露
めちゃくちゃ真面目になにかを愛したり研究したりしてるけど、プレゼンに愛がこもりすぎて様子がおかしくなってる人って、ごくまれにいるじゃないですか。
わたしが一番好きな人たちなんすよ、それ。
感覚的には初期のアメトーーーク!の芸人を五倍濃縮にして、尺を伸ばして、早口を三倍速にしてるような。
わたしの大好きな知人に「BUMP OF CHICKENはね、野生のブッダなんよ」と咽びながらプレゼンしてくる浄土宗の僧侶がいるんですが、彼を筆頭に呼びたい。
「こんなラジオがおもしろかったよ〜!」とか「こんなんやってほしいよ〜!」とかあれば、教えてください。
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