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読書の秋なので「キナリ読書フェス」を開催します(9/25WEBサイト公開)


追記:9月25日 WEBサイト公開しました!


※あいかわらず思いつきと勢いだけで生きているので、自分でこしらえたクソダサヘッダー画像ですみません。愛だけはあるので、一旦、箸置いて、聞いて。


初夏に開催したキナリ杯は、書く人のお祭りでした。

次は、読む人のお祭りをやってみたい。書く人だけではなく、作家さん、本屋さん、出版社さん、本にまつわる人たちを、みんなと一緒に全力でハッピーにしようと思いました。

なぜならわたしは、人生において大変なとき、たとえば最近なら外出自粛期間中、すばらしい本に何度も助けられてきたから。(もっと個人的な話をすると、6月に人生で初めてガチで村上春樹さんの本の読書感想文を書いたら、村上春樹さんの直筆サインが届き、文藝春秋さんから書評の仕事をもらえるようになったというヤベェ体験をして、ガチの読書感想文って最高の読書体験と出会いを連れてきてくれるんだと思ったから)


恩返し、したいじゃないですか。


そんなわけで!


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やります〜〜〜〜〜っ!11月22日(日)・23日(月祝)に!

いや、乗っかってくれる人たちがいないとやれないんだけど、そこはやれると信じて、突き進みます〜〜〜っ!


みんなで同じ日、同じ時間に、っていうのは、どういうことかってーと。


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つまりは、こういうことです。(どういうこと?)


Q.
「なぜわざわざ2日間で集中して読書と感想文を書くの?みんながそれぞれ締め切りまでに読んで、感想文を書いたらいいのではないの?」

A.
「わたしのようなズボラは『この日にみんなでやるから!』って言って引っ張り出されないと、なんやかんやで締め切りを守らないからです。あと単純に、みんなで同じ本読んで、同じ日に読書感想文が集まるって、フェスって感じでめっちゃワクワクしません?


突然ですがみなさん、思い出してみてください。

大人になってから、読書感想文をちゃんと書いたことって、ありますか?

たぶんほとんどの人が、小学校や中学校の夏休みの宿題で書いたのが、最後だと思うんです。そして「なんか大変だし、面倒くさかったな」って人も、多いと思うんです。

かく言うわたしも、そうでした。感想ったって、なに書いたらいいかわからないし、いろいろ考えながら読むのって、大変だし。


でも、大人になってから本気で書く読書感想文って、すごいんです。

まずね、書くために本を読もうとすると、入ってくる情報の量や、考えることがめちゃくちゃ多くなる。読書で得られるものがグッと多くなる。楽しい。

それと、うまいこと自分の思いを言葉にするのは大変だけど、もしそれができたら「わたしって、こんなこと考えてたんだ」っていう、杖にもびっくり箱にも自信にもなる言葉に変わる。

あとね、noteを書いてる人だとわかると思うんですが、自分の作品に長文でも一言でも感想が届くって、めちゃくちゃ嬉しいじゃないですか。

このインターネッツの時代なんで、作家さんもたぶん、note読んでくれると思うんですよ。届くってわたしは信じてる。(なんとかして本当に届くように呼びかけようと思ってる)

だから、本に救われた人は、感想文を書いて、本に恩返ししませんか。学生以来の、自分史上最高の読書感想文、みんなで書いてみませんか。


わかりやすく、図を書いてみました。

読書感想文関連図

「そんなこと言ったって読書感想文なんか書けないよ!」っていう人のために、手前味噌ではございますが11月中に「岸田奈美が教える、読書感想文の書き方講座」みたいな無料のアレを公開します。


みんなで頑張って、本を集中して読み切って、読書感想文を書き上げて、二日目の夜に本の作家さんの制作秘話とか聞きながら「おつかれ〜〜〜っ!」って乾杯して、称え合うの、最高じゃないですか?


課題図書は5冊、好きな本を選ぼう

同じ本を読んで、違う感想を読み合って深めることが楽しいので、わたしが独断で好きな本・読んでほしい本を、課題図書として設定します。

宮沢賢治

やってみたかった……一生に一度でいいから、みんなで銀河鉄道の夜を読みたかった……できれば、星の美しい秋の夜長に……夢がかなってしまう……泣きそう……!

宮沢賢治さんはもういないからnoteの感想文は届かないけども!

ほか4冊は、これから決めていきます。出版社さんの協力を得るために、これから無謀に奔走いたしますので、楽しみにお待ちください。


読書フェスの参加・応募要項


大前提
・誰でも無料で参加できます。(運営資金調達のため、有料追加イベントやグッズなどをアレする可能性はあります)

・読書感想文は、各自noteで公開してください。

・読書感想文をどうしても書けない、書く時間がない人はもちろん読書だけでも参加できます。楽しければ、いいのです。SNSでちょっとだけでもコメント書いてみましょう。


読書感想文の応募期間
2020年11月22日(日) 10:00〜23日(月・祝)19:00まで
※これより早い投稿も、遅い投稿も、審査対象外となります。審査が必要ないという人は、いつ投稿しても構いません。


読書感想文の応募条件 ※改訂の可能性アリ
・500文字以上、文字数上限なし
・ハッシュタグ「#キナリ読書フェス」をつけてnoteで投稿
・課題図書がメインで扱われていれば、別の本や作品などについても書いて良い
・別のWEBサイトに掲載されている画像や本文のキャプチャ画像など、著作権に抵触する画像は使用不可(自分で撮影した表紙の写真や、本文からテキストの引用はOK)


読書感想文の審査について
・課題図書5冊ごとに賞を設定し、表彰(一部、賞金もなんとかご用意できるようにがんばります)
・審査は岸田奈美と、運営スタッフで実施(出版社さんにも手伝ってもらえないか聞いてみます)
・発表は12月中を予定しています


「いいじゃん!」と思ってくださった人にお願いしたいこと

Twitterやnoteとかで「キナリ読書フェス、楽しそう」とか「これ参加したい」とか、言ってくれるとすごく嬉しい。このnoteをシェアしてくれたらもっと嬉しい。なぜならわたしがそれを、出版社さんや本屋さんに見せて「こんなにやりたい人がいるので、協力してください」って泣きつけるので。孔明の罠。

・キナリ杯はマジのガチで最初から最後まで一人でやって、そのあと一ヶ月くらい魂抜けてなにもできなくなったので、今回は運営スタッフさんとか、デザイン作ってくれる人とか、できるだけ協力を頼もうと思います。(むしろなぜ前回それをしなかったか) 岸田から声をかけられたそこのあなた、どうかひとつ、力を貸してください。


言ってしまってから自分を追い詰めて本領を発揮していくタイプの人間なので、これから運営してくれるスタッフさんとか、出版社さんとか、作家さんとかに声をかけて拝み倒しにいくというわたしのクロニクルがはじまるよ。いろいろ慌てたり、変わったりするかもしれませんが、生暖かく応援をお願いします。


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よろしくね〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

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週末にグループホームから帰ってくる弟や、ばあちゃんと美味しいものを食べます。中華料理が好きです。