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いざって時に機械は動かねんだから、こっちもそれなりの準備ってもんをさ

たとえば、さ。

500人くらいが視聴してる鬼デカオンラインイベントで、1時間くらい前から配信スタッフさんたちが出入りして、テーブルの上には丁寧にラベルまで引っ剥がしたい・ろ・は・すとカントリーマアムも紙皿に鎮座してて、準備万端で「じゃあ今から本番でーす!」って言われたときとか。

クライアントから巨万の富をもらえるか否かのプレゼンで、ズラッと名実ともにエライ人たちが並んだ会議室に入り、白目剥きながら一晩かけて作ったプレゼン資料を「じゃあ今からご提案の方を始めさせていただきたいと思います」って回りくどいこと口走りながら投影するときとか。


動かなくなるよねえ。機械って。
ウンともスンともいわんとは、このこと。

ポンコツって言葉を思いついた人はすごいよ。だって「げんこつ」を聞き間違えて生まれた言葉だよ。由来からしてもうポンコツじゃん。


感染症対策が当然になって、オンライン配信や個室の増設が増えて、慣れない機械を扱う人が増えて、余計にポンコツが発生する機会が多くなってると思うのよ。機械(きかい)だけに。


それで、気づいたんだけど。


たぶん人って、予期せぬトラブルが降り掛かったときに、心が丸裸になるんじゃないかな。その人の本質とまではいかないけど、魅力も難点もドバッとあふれちゃうのでは。

だから大切なときに機械がポンコツになって慌てた時にはじめて、人柄の良さって見えるはずっていう話をします。

ここ最近で見た「この人のポンコツへの対処、すげーな」って例も、勝手に出します。ガハハ。


本の作り方の対談だったのに、気がつきゃヤマトの荷物受け取ってた話

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