見出し画像

今週のもうあかんわ「俗世に向いてない」

岸田 奈美

みんなの「もうあかんわ」な話を、岸田奈美が趣味で集めています。採用されたら図書券やステッカーをプレゼント!

なぜ集めているのか?
応募フォーム

今週のもうあかんわヘッダー文字職人
じゅんじゅん 
ぼくは、電車とドライブが大好きな12歳の男の子です。がんばって、書くのでたくさんの人に見てもらいたいです。

文字職人になっていただいたあと、お給料で、ご家族のみなさんにひとつずつお菓子をプレゼントされたそうで、お菓子の山に埋もれた本当に素敵な写真をお送りいただきました。

毎回、ヘッダー画像を選りすぐりの文字職人(知的障害・発達障害のある人)にお仕事として書いていただきます。どんな「もうあかんわ」が見られるか、お楽しみに!


今週のMVP:俗世に向いてない(高野あき)

就活をしていた時、自分が働ける企業なんてあるのだろうかと悩み、性格診断がよく当たるという企業とのマッチングサイトに登録。

結果、断トツでマッチ度が高かったのが、寺。

岸田より
明るい将来、未来への希望!業界最先端の悟りがきみを待っている!


昔のばんそうこう(ちたね)

私はドラッグストアで働いているのですが、従業員とお客様の仲が良いお店で、たびたび声をかけられます。

その日もいつもどおり品出しをしていたところ、アルバイトの高校生が困ったようにしていたので、「どうしたの?」と声をかけました。

「サビオってなんだかわかります?」

聞かれてすぐにピンときました。よかった私でもわかる質問だ!と嬉しくなったのもあり、

「ああ!昔の絆創膏だよ。対応変わるね!」

と元気よく返事をしました。

こう、困ってる後輩の問題をスマートに解決できる先輩、なりたかったんですよね。へへ、高校生、レジに戻りな……あとは私に任せるんだ……と背中で語ろうとしたのもつかの間。私は一つ重大な見落としをしていたのです。

「いや昔のってあんた(苦笑)」

お客様……そこにいらしたのですね……。

岸田より
サビオっていう響きもかわいいし、ちたねさんのウキウキ具合もかわいい。おばあちゃんがサビオサビオってよう言うてたけど、あれはばんそうこうやったのね。


隣から借りてきて(ゼロの紙)

大きい数字の引き算がいまだ苦手で。昔習った時も問題を解いているとき「隣の数字から借りてきて」って母が教える度に、ほんとうにお隣の三田村さんのおうちを見てしまう癖があり。今も大きい数字の引き算をするときに時おり、三田村さんを思い出します。

岸田より
数字を借りてくる、って小学校の先生が言ってたなあ……。いい言い回しでした。ものすごく懐かしい気持ちになりました。わたしも三田村さんを思い出すようにします。


夏の日記(りつねぐ)

小学生の夏に旅行先で頭を切り縫いました。その思い出を日記に書きました。

「あたまがいたかったけどがんばりました」

帰ってきた日記を見て大笑いしました。そこにはこう書いてあったのです。

「おたまがいたかったけどがんばりました」

「あ」と「お」が混同してた小学生男子でした。

岸田より
あたまとおたま。そう言われると、つながってるような気もしますね。しませんわね。


コーンスープのおこげ(しゅふ)

夜ご飯にハンバーグを作りました。

付け合わせのにんじんグラッセ、鮮やかなオレンジ色になるはずが、ぼーっとしてたら焦げてキャラメル色に仕上がりました。黒炭にならなくてよかった。

同じ日、やはりぼーっとしてたのか、コーンスープ温めているの忘れてました。見たことないくらいぐつぐつしてた。黄色い地獄のマグマ。

コーンスープのおこげ、初めて出会ったけど、案外おいしかったです。

岸田より
タルト・タタンの誕生秘話みたいなストーリーがここに。でも、おこげって美味しいよね。おこげ選手権とかやりたい。


みんなのもうあかん話、どしどしご応募くださいまし!
応募フォーム

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
岸田 奈美

しばらくは弟のグループホームの送迎車にかかる費用や持ってゆくお菓子に使います。毎月、家族で楽しく暮らすいろんなことに使わせてもらっているので、使いみちはよくnoteで紹介します。

岸田 奈美
小学館「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」ライツ社「もうあかんわ日記」発売中! キナリ★マガジンという有料定期購読noteで月4本エッセイを書くほか、役に立たないことを披露しています。 Official WEB→https://kishidanami.com/