講談社『小説現代』で連載していたエッセイがnoteでも全文読めます。地元の神戸市北区、修行の北海道小樽、一人暮らしの東京……記憶と場所を紐づけてなにかを取り戻していきたい。(イラ…
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飽きっぽいから、愛っぽい|剥いてくれるんなら@福島産の桃
キナリ☆マガジン購読者限定で、「小説現代10月号」に掲載している連載エッセイ全文をnoteでも公開します。
表紙イラストは中村隆さんの書き下ろしです。
好きな果物はなにかと聞かれると、いつも答えに悩む。
答え方次第では「これはお裾分けをいただけるのかもしれない」と思うと、余計に悩む。わたしの好きな果物ランキングは「剝かれた状態」なのか、「剝かれる前の状態」なのかで、著しく様相が変わるのである