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飽きっぽいから、愛っぽい〜記憶と場所を巡る連載〜

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講談社『小説現代』で連載していたエッセイがnoteでも全文読めます。地元の神戸市北区、修行の北海道小樽、一人暮らしの東京……記憶と場所を紐づけてなにかを取り戻していきたい。(イラ…
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#実話

飽きっぽいから、愛っぽい|絶対に取れない貯金箱@小豆島の旅館にあるゲームコーナー

飽きっぽいから、愛っぽい|絶対に取れない貯金箱@小豆島の旅館にあるゲームコーナー

キナリ☆マガジン購読者限定で、「小説現代4月号」に掲載している連載エッセイ全文をnoteでも公開します。

表紙イラストは中村隆さんの書き下ろしです。

おこづかいをもらえる日といえば、ゲームセンターへ行くと決まっていた。六歳から十歳くらいの間まで、特に通いつめていたが、子どもだけで行ってはいけないと学校から決められていたので、いつも父方の祖母が連れて行ってくれた。

もう今は名前が変わってしまっ

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