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おもしろい文章を書くには、病まないとダメなのかー 村上春樹「海辺のカフカ」を読んで

ウソみたいな、本当の話なのですが。

以前、エッセイ「猫を棄てる」で、村上春樹さんの作品をはじめて読んで、「風はいつか雨になるし、親は子どもに傷を託す」という読書感想文をnoteで書きました。

すると、その読書感想文を文藝春秋の編集者・村井弦さんたちが、いたく気に入ってくださり。夢かな?


なんと、文藝春秋digital協力のもと「岸田奈美が、村上春樹さんの作品について、いろんな人と対談していく企画」を実施させてもらうことになりました。ドリームジャンボかな?


村上春樹さんという、書いても書いても書ききれないくらいすばらしい作家についてもっと知りたいだけじゃなく、わたしは好きな人が読んでいる好きな本を教えてもらうことで、仲がずっと深まると思っているので、今回はその両方を欲張りヴァイキングしたくて。


デデ〜〜〜〜ン!

音声メディアVoicyで村上春樹さんについて、岸田のラブい知人にインタビューする企画がスタートしました

前半がすでに公開されており、↑からPCでもスマホでも、さらにはスマホ版アプリでも無料で聴くことができます。後半は後日公開とのこと。

文藝春秋digitalの皆さん、本当にありがとうございます、万が一、55万部発行された雑誌に電話番号の訂正シールを貼るなどの仕事が生まれたら、わたくしめが無償で引き受けます。

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第一弾は、広告クリエイティブの株式会社カラス・代表 牧野 圭太(まきの けいた)さんに登場してもらいました。

「ブランドと社会を紐づける」コミュニケーションを広げるために、スクールを企画したり、深夜にハッピー爆薬庫みたいなツイートをしていらっしゃる、意外とローテンションでおもしろい人です。(好きがあふれておかしな説明になっておりごめんなさい)

牧野さんが選んでくれた本は「海辺のカフカ(新潮文庫)」。

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「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」そう言われた少年・カフカくんが、家出して知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らしながら、不思議な世界の交錯に巻き込まれていく話。

もちろん、わたしははじめて読みました。「猫を棄てる」以外、村上作品を読んだことがないので、これはわたしの村上作品をめぐる物語でもあります。

マッドハルキストという恐ろしい自称をする牧野さんと、たっぷり一時間ほど話したので、ぜひVoicyを聴いてみてください。聴いてくれ。お願い。再生回数少なかったら、連載終わっちゃう。頼む。もっと読みたい。


noteでは、Voicyで話したような、話さなかったような、ちょっとした内容を少し。

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コメント (7)
河合隼雄先生とは村上春樹さんが年相応に(当時の)話していらして、いつもと違う感じで、それはやはり村上春樹さんも病んで苦しんで受け止めたり作品にしたりといういきものっぽい面をみせずにいられないような稀有な治療者と出会ったからかなと思います。若い岸田奈美さんと河合隼雄先生のお話が実現したら必ず読みたかったです。
私はいわゆるハルキストではありませんが彼の作品にはほぼ目を通しています。そう、読んだと言えるほど理解もしていなければ記憶にも残ってません。
せいぜい思い出すのはアイロンがけするきれい好きな主人公と精液を飲む女性が毎回登場する、って言う事くらいです(笑)
今回奈美さんに読み砕いて?
解説して頂いてまた読み返したくなりました。さすがです。噛み砕いて人に伝えるのがお上手です。
個人的に1番読みやすく印象に残った作品は1Q84ですが是非ご感想をお聞かせ願いたいです。
物語を読むことを疾走する乗り物に乗せられることに例えたところ、分かるボタンを100万回押します!!
特に村上春樹を読む時ってそういう感じですよね。素晴らしい記事をありがとうございます。
私は村上さんのエッセイが大好きなのに、小説は何冊か読んだけど全然ダメだったのですが、その理由が疾走する乗り物の例えで判った気がします。なるほど、車酔いしたんだな。
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